September 10, 2009

納豆の売れ筋は?-タカノ vs. ミツカン




 納豆の市場って、意外にニッチ?以前は、納豆ダイエット情報により市場で手に入りにくい時もありました。まぁ、日本人なら食卓に納豆というのはごく自然な風景でしょう。

 納豆の市場規模は、ここ数年でわずかながら減少しているものの、国内で約1,850億円(日経MJ 2009年9月4日)。実際には、PB商品なども多く、約三割を占めているらしい。これが、市場規模としては減少の原因なのかもしれませんね。(つまり、PBにより平均単価がさがっているという事)

 そして、同じく同日の日経MJに納豆の売れすじランキングがありました。

1位:おかめ納豆 極小粒ミニ3(タカノフーズ)
2位:金のつぶあらっ便利!超やわらか納豆とろっ豆3P(ミツカン)
3位:おかめ納豆旨味ミニ3(タカノフーズ)
4位:金のつぶあらっ便利!におわなっとう3P(ミツカン)
5位:金のつぶほね元気3P(ミツカン)
6位:おかめ納豆 極小粒カップ3(タカノフーズ)
7位:おかめ納豆国産 中粒納豆ミニ3(タカノフーズ)
8位:なっとういち 超小粒50gx3(旭松食品)
9位:金のつぶ梅風味 黒酢たれ納豆3P(ミツカン)
10位:おかめ納豆 極小粒カップ3+1(タカノフーズ)
(日経POSデータ 2009.7.27-2009.8.23)

なんと・・・納豆市場は、タカノフーズとミツカンの一騎打ちですね。

 しかし、納豆は、差別化が難しいです。まぁマーケティング用語でいえば、最寄品(Convenience Goods)であり、いわゆる生活必需品(もし必要なら)のグループに属します。製造方法も大量生産で、比較的安価で売られるモノです。消費者の関与は極めて低く、いつも買うブランドが見つからなければ、迷わず他のブランドを購入してしまうでしょう。実際に、「納豆に関する調査(2009年6月実施)」では、価格や日付の新しさが、購買選定の理由の上位を占めています。メーカーやブランドが選定理由に入る人は全体の3割以下になっています。

 この手最寄品では、メーカー側はマスメディアを使って積極的に宣伝したり、できるだけ多くの店舗で商品を販売し、消費者の目の届くところに商品を陳列することに必死になります。ですので、見た目やネーミング、斬新なパッケージにして消費者の目を引き付ける事がマーケティングの重要な要素になってきますね。

 (おそらく)こうした戦略を実行するタカノフーズとミツカンに対して、新たにこの市場に割り込んでいくのは相当に難しいと考えられます。それがこの売れ筋ランキングの結果につながっているのでしょうか。


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