September 8, 2009
ブランドが生まれる時、死ぬ時
加ト吉が、社名を「テーブルマーク」へと社名を変更します。
日本たばこ産業(JT)子会社の加ト吉は7日、社名を2010年1月1日付で「テーブルマーク」に変更すると発表した。冷凍麺や即席パック米飯などは「カトキチ」ブランドを残す。新社名を使った商品は弁当用の冷凍食品などで、1月から生産を開始する。
加ト吉といえば、「か~と~ぉきっっちゃ~ん♪」の加ト吉ですよね。。テレビCMと言えば、その社名というかブランドというか。。。それが思いっきり強調されていました。どっちかというと、どんな商品があるかよく分からなくても、とりあえず冷凍食品系なら、なんとなく「加ト吉」って感じですね。(おいら的な認知としては・・・)
その加ト吉が、、、おそらくですが、例の循環取引きによる負のイメージを撤廃したいと考えた末の事だと思います。しかし、加ト吉からカトキチをとってしまっては・・・。タイミング的に、様々な食品メーカーが産地偽装などでニュースになっていた時で、加ト吉に関しては、この手の食の安全に関連する内容では無かったのに・・・・悪い事をしていたとはいえ、タイミングが悪かったですよね。
他の変更方法としては、親会社のJTの持つ製品ラインとのシナジー効果を出す方法でしょうけど・・・富士食品工業、サンジェルマンになってしまって、とても加ト吉が持つ製品ポートフォリオとシナジー効果が出ないですよね・・・。
加ト吉そのものに競合他社と比べての強い差別化要因はないとしても、子供が口ずさんでしまう、あのCMソングを捨ててしまうのはもったいないような気もします。
ブランド化する時に、こうした社名を元に展開するパターンの場合、会社そのものにマイナス要因となる事件が起きてしまうと、そのインパクトは計り知れなくなってしまいますね。しかし、ここに到達するまでの加ト吉を考えれば、ブランドは死ぬのは一瞬だけれども、生まれるまでには相当な長い年月と努力をもってして、消費者の認知・市場形成していくプロセスが必ず存在します。
ブランドを孵化させるのには恐ろしいほどの苦労と運が必要ですが、殺してしまうのは一瞬ですね・・・・・。
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