July 28, 2009
ユニクロの百貨店出店!
ユニクロの百貨店への出店がついに実現しました。大手百貨店に一斉に出店します。
衣料品専門店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、大手百貨店に一斉に出店する。今秋をめどに横浜市内の西武百貨店に開業するのに続き、高島屋の新宿店(東京・渋谷)に年明けにも出店する。高島屋の店は最大級の都心店となる可能性もある。大丸と松坂屋を傘下に置くJ・フロントリテイリングとも交渉している。好立地の百貨店で成長を加速したいファストリと、販売立て直しを急ぐ百貨店との思惑が一致した格好で、消費不振を背景に主役交代が進む小売業の姿を反映している。
ユニクロはファストカジュアルの日本代表として、最近の業績は不況にもかかわらず好調です。先日も、上方修正したばかりですね。さらにコラボの企画によりデザイン力も付けて、幅広い年齢層にウケています。
ユニクロは、郊外に加えて駅近に出店するものの、好立地な百貨店への出店は好都合。他のショップと併せての購買(ついで買い)にも大きな期待を寄せるのは当然の流れかと。
さて、それとは対照的なのは百貨店。ピーク時よりも市場全体が2兆円ほど縮小しています。それどころか、コンビニと市場規模の逆転現象間近と言われています。業界内でも経営統合が続きますが、それでもあまり効果があるように見えません。それでも、海外ブランドや高額品にポジショニングし続けてきました。
今や特にファッションでは、不況の波に加えて、H&MやZARA、Forever21やg.u.に押される形で低価格路線の傾向が続いています。さらにメディアやマスコミがこれらを(多少なりとも)過熱報道しており、必然的に注目度が高まっています。
その一方で、海外高級ブランドショップも独り立ちして、単独でテナントを銀座や表参道に出しています。
いずれにしても、市場的のポジショニング的にも、これまで百貨店のブランドを立ち上げてきた、高級ブランドショップなどのシンボルとなる入居店舗との関係においても、百貨店にとっては良い方向に動いていない事はほぼ確実です。ましてや、百貨店をとりまくかつての競合の方に流れは向いています。
ここでユニクロの出店を許したのは良いタイミングだったかもしれません。ユニクロの出店を許し、その間に次の一手を打つしかありませんね。今やサービスの良さはもちろん重要ですが、それ以上に、ファストXXXという時代。ただユニクロと同時に、H&M, ZARAなど全て同時に許してしまったら、109化してしまいますね(笑)。やはり百貨店としては、コストをスリム化し、二極化する消費に対して、幅を利かせた店舗ポートフォリオを持ち続ける守りの経営をしばらくは余議されることになるでしょう。
ユニクロのターゲット層を、既存の百貨店の仕掛けと仕組みでどのように取り込んでいくのかを早急に検討しなくてはなりませんね。まさにマーケティング力の見せどころかな。
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