July 14, 2009

中古携帯端末市場




 携帯電話の世界で、昨年あたりから販売奨励金がほぼなくなって、その代わりに割賦制度が導入されてきました。これによって、見かけ上の端末の値段が高くなり、利用者の買い控えを招いています。

 こうなってくると、携帯電話の販売店(直営店を除く)は、新しい収益源を模索せねばなりません。そのひとつが、中古携帯端末の販売です。海外だと当たり前のように、中古販売店があるのですが、日本では、これまでの販売奨励金制度により、販売店は、中古よりも新品を売った方が、端末の売り上げだけではなく、各携帯電話会社からのキックバックが入るためおいしい世界でした。こういう背景により、中古携帯電話端末の市場がほぼ無かった背景があります。

 また、各社がSIMロックを行っており、同じ技術仕様のネットワークを持つ携帯電話事業者同士でも、端末をそれぞれに利用することができない背景もあり、海外ほど中古携帯電話市場はおいしくないという現状もあります。

 しかし、販売店の間では、中古端末市場が急激に伸びてきています。特に、毎回新しい端末が出たら購入する、いわゆる新し物好きの方にも、複数台の携帯電話端末を1契約で持ちたい場合にも、また、水没などで端末が壊れてしまった場合にも、この中古携帯端末は便利です。

 社会的にみても、リサイクルの観点からは、プラス方向に見えます。

 一方で、携帯電話会社は、公式に中古電話端末を認めてない模様。そのひとつの理由としては、「盗難携帯」の存在。これはあらゆる中古市場では避けて通れない道ですね。。携帯だけではありません。本質的な理由は、おそらく新品との差別化でしょう。中古市場が活性化してしまうと、新品が売れなくなる?いや、その逆に新古品を中古市場に流すことができるので、携帯電話会社としても、リスクを軽減できるという観点もあると思うのだが...。


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