July 6, 2009

「医療崩壊」のウソ




h_NB1498.jpg2009年7月6日号の日経ビジネスより、刺激的なタイトルです。『「医療崩壊」のウソ』マネジメントが危機を救う。

何とも攻撃的。

 そもそも攻撃的だなぁ・・・・と思う理由は、報道により我々が知っている情報を根本的に覆すものであるからです。つまり、医師数が確保できず、その一方で病院が経営難に追い込まれ、閉鎖する病院が相次いでいるからです。

 病院にまつわる話は、、、いろいろあります。そもそも需要と供給がマッチしていません。例えば、、心臓外科医が日本には3,000人ほどいるそうです。この中には、年間に一度もオペをしない心臓外科医がたくさんいるようで。。。米国に比べて手術数は1/8程度なのに、心臓外科医数は米国と同程度。その一方で産婦人科医などは圧倒的に不足。

 医師は資格制(っていうのかな?)であり、大学の医学部を卒業し、国家試験に合格する必要があります。この時点で専門が決まってしまう訳です。しかし、供給は自分のなりたい分野でほぼ決まるのかもしれませんが、需要とマッチしていない。。。さらに医師は高い技術力や専門性が必要なため、いったん就職してから分野を簡単には変えられません。

 そして、ベッド数も多すぎ。これに対して、医師が診察をする訳ですから、医師の数が足らなくなるのは当然。外来診察数でみれば、日本の回数は異常。それに反して、看護士の数が少ない。これでは、どうしても医師に負担がかかってしまうのもしょうがないです。

 つまり、病院はそのモデルを根底から見直す必要があるというのが、この「医療崩壊」のウソという記事の骨子です。

 そのうち手は?米国の事例がいくつか掲載されています。どれも企業にしたら当たり前的な事がほとんど。。。

 類を見ないとされている、日本の今後の高齢化社会。その前に、多くの病院が破綻してしまわない事を祈るばかりです。


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