June 16, 2008
ケーススタディ―グループワークからの所感
MBAの醍醐味と言えば、その一つにケーススタディがある。これは、アメリカのビジネススクールで積極的に授業に取り入れられており(確かハーバードビジネススクールが最初)、その後様々なビジネススクールでも取り入れられた。その題材は、ほとんどの場合がリアルなビジネス。実際にMBAの授業の中でも、何回もケーススタディのお題に遭遇しました。
多くのケーススタディの場合、グループでこれに取り組む事が多かったのですが、もちろん個人でも取り組む場合もあります。いずれにしても、授業に対しての理解が深まる点は賛成できます。また、机上での習得だけでなく、実ビジネスを鑑みたアウトプットの練習と言う点でも、大きく賛成できます。
これをやっていていつも思うのが、グループワークの場合。もちろんグループはMBAの同じ授業をとっている学生によってチーム構成されるわけですが、いつも難しいと思うのが、その人それぞれの姿勢。つまり、どういう目的と志を持ってMBAと授業、グループワークに参加しているか?という点を調整する事です。
大真面目にやってしまえば、ケーススタディの場合、「お客を想定する事」。これが一番です。一応は提言なるものを書くわけですが、はたしてお客にとってこの提言は現実的であって(実行可能であって)、それがベストなのか?そして、我々の作業というものは、お客にとってお金を払う価値があるかどうか?ここまで考え、共有できれば良いわけですが、メンバーの姿勢がこのレベルにまで達していないと、言っても無駄ですね。
ケーススタディは確かに面白いのですが、大事なのは参加者の志と姿勢。それによって有意義なものになるか、やっぱり大学授業の課題程度にとどまるのか?大きな部分です。やっぱり、「授業だから点がほしい・・・」。これに固執してしまうのが参加者の姿勢という点での限界でしょうか。
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