October 1, 2007

商品を生み出す辛さ

[ MBA ]



 MBAの中でマーケティングを学んでも、所詮学問だろうか。これがレポートでも何でも、実際のマーケティングプランを書くとその困難ぶりがひしひしと実感できる。

 レポートのお題はラインエクステンション。つまり既存製品群にあらたに連続的な何かを投入して、その製品群の拡張を図るというもの。意外に簡単に思えるが、実際に考えてみるとかなり難しい。そもそも多種多様な分野の製品に精通していなければ、あたりをつけてピックアップしてみる。その上でアイデアを絞りだすのだが、ほとんどのアイデアが既に存在しているものか、もしくは全く市場に魅力が無い。このような状態でレポートを書いても、そもそも高得点は期待できない。これが実ビジネスであれば、その企画とプランは全く誰からも支持されない事になる。いくらMBAという机上の空論であったとしても、そのようなレポートを書くのは腰が引ける。

 このレポートのお題を決めるためだけにも相当な時間が費やされる。いわゆるデューデリジェンスっぽい事をしてしまうのだ(笑)。簡単にフレームワーク当てはめて適当にあたりを付けるわけだが、、、、。

・この会社は他にどのような商品群を持っているのだろうか?
・競合は誰なのか?
・属する市場は魅力的か?(市場規模、市場の伸び)
・この会社の強みは、市場に魅力に十分価値を見出していけるだろうか? などなど・・。 ・

といった分析が必要になる。もちろん、ひとつひとつ慎重に行っていったら時間が足らない。このスクリーニングの作業をインターネットや手持ちの資料を元にスピーディに進めていく。

 実ビジネスの場合は、自社や他社、競合の事は分かっているので、もう少し具体的なプランに落とし込むか、もしくは特に定性調査を重点に行って、その可能性を図るかしなければわからないだろう。

 市場によって、コスト構造も違う。R&Dや開発、製造、販売コストがかかる商品であればなおさら綿密にプランはレビューされるべきだろう。所詮MBAだと「あたり」にすぎないのだが・・。こうした作業を繰り返し行っていくのがマーケティングの特に商品企画の実際だろうと痛感。商品企画ってのは、一見華やかではあるが、実は相当地道な作業が必要なのだろう。もちろん、こういったフレームワークというのも重要なのだろうが。






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