March 7, 2008
ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
ロジカル・シンキングの有名な一冊です。元マッキンゼーのコミュニケーションスペシャリストの方が書かれた本です。別に有名なバーバラミントの「考える技術・書く技術」もありますが、こちらも元マッキンゼーの書かれた本です。
「ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル」は、最初に、そもそもコミュニケーションって何で、どうしてロジカルシンキングなんて必要なのだろう?という疑問を晴らせてくれる根本的なところからスタートします。つまり、コミュニケーションには話し手の自分がいて、伝えたい相手がいて。そして、テーマは何で、そして答えは何??ということ。さらにその伝える過程にとって「?」が存在しないようにするにはどうしたらよいのか?(その答えは本書のなかでどうぞ(笑))を取り上げています。
まずは自分で「何が言いたいんだっけ?」を、So What(だから何なの?)を繰り返す。そして、その本質が見えてきたところで答えとし、Why So?(どうしてなんだっけ?)で問い詰める。この繰り返し作業によって、モレ・ダブりをできるだけ排除し、さらに構造化していくんですね。言葉で言ってしまうと簡単なのですが、実際に自分のモノにするのは難しいです。
はっきりいって、ロジカルシンキングを身に付けるには、読書するだけではダメで、実践あるのみだと思います。
「ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル」のすばらしいと思う点は、後半に演習がついている点。これを活用して、効率的に(?)ロジカルシンキングを身につけましょう。また、一度読んだだけではなかなか習得しにくいので、定期的に本書を読む事をお勧めします。
社内の会議でも、公共の場のプレゼンに対する質疑応答など、到底ロジカルとは程遠い発言は質問を繰り広げる人がいます。もちろん、緊張しているのがその大きな理由の一つと思いますが、ロジカルシンキングを身につけていると、こういった緊張などのプレッシャーに強くなります。なぜなら言いたい事とそれを支える理由が明確になっているため、自信が持てます。それによって、緊張する要素が減るわけです。
■■ 目次 ■■
第1部 書いたり話したりする前に
(相手に「伝える」ということ説得力のない「答え」に共通する欠陥)
第2部 論理的に思考を整理する技術
(重複・漏れ・ずれを防ぐ話の飛びをなくす)
第3部 論理的に構成する技術
(So What?/Why So?とMECEで「論理」を作る論理パターンをマスターする
論理パターンを使いこなす)
読んで、学んで、そして実践あれ!
ビジネスの基本中の基本です。とにかく読みながら実践していきましょう。読んだ瞬間から、仕事におけるすべての活動(メール、報告書、会議など)をロジカルに行うように心がけましょう。
hReview by Nitty-Gritty , 2008/03/21

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