March 26, 2007
ムーアの法則2.0
ムーアの法則が崩壊してきている?
Business 2.0にて面白い記事を見つけた。その名も、「A Silicon Valley obsession gets new life」
ムーアの法則とは、「18ヶ月毎に、チップの集積率はおおよそ2倍になる」というもの。ムーアの法則は、1965年の発表いらい一貫してその予言(?)を現実としてきたのだ。
しかし、21世紀に入って、この神話が崩れ始めてきている。それは、デュアルコアになったり、ノートパソコン用のCPUが、特にバッテリーの長持ちに焦点を置き始めたからである。たしかに、ムーアの法則そのものの終焉と呼んでも良いのかもしれない。元々にさかのぼって、40年近く前に発表された法則(実際はムーアそのものが法則化したわけではないが・・)であることを考えれば、このIT・通信におけるdog year を40年も行き続けたムーアの法則は、評価に値する。
実際には、ムーアの法則は死んだわけではない。まずは、集積回路を焦点としており、特にPCやコンピュータとしているわけでは無い。携帯電話が良い例である。
携帯電話と言えば、海外でも、MP3プレーヤー、VoIP、GSMに3G、そしてBluetooth、FMラジオ、TVチューナーと様々な機能が搭載されている。もちろん、それに必要な集積回路が必要となる。機能のみならず、競争の激化に伴い、携帯電話の価格自身も非常にさがり、安い集積回路を設計、採用する事が至上命題となっている。しかも年間に1億台、「1秒間になんと3台」もの携帯電話が売れているわけである。
携帯電話の集積回路は、18ヶ月毎に2倍の機能が搭載されている?
これは、ムーアの法則そのものが、進化を遂げて、「ムーアの法則2.0」となってきている現われである!?
そうだとすれば、ムーアの法則1.0はPCを代表とするコンピュータの発展を支えたもの。ムーアの法則2.0は、今後も引き続き成長を続ける携帯電話市場の発展を支える代名詞になるのだろう。
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