October 3, 2006
グーグル 既存のビジネスを破壊する
久々のブックレビューです。実際には、かなりたくさんの本を読んでいたのでバックログが大いに残っていますが。
いっきに読み通してしまいました・・・。
グーグルを中心として、「ロングテール」が中心に展開されているような感想を持ちました。もちろん、このロングテールはWEB2.0という概念の中核のひとつとされていますが、本の題名から少しズレているような気がしてなりません。
まず、ロングテール(現象)とは、いわゆる「not パレートの法則」をさします(笑)。こう言ってしまった場合、パレートの法則を説明しなくてはなりませんが、世の中に良く知られている80:20の法則です。マーケティング的に言えば、上位20%の顧客の売り上げが80%を占める、と言う例がよく説明に使われます。
本題の「ロングテール現象」に戻ると、インターネット、特にWEBのビジネスではこれが当てはならないケースが存在することになります。まぁ、アマゾンの売上げの例が良く出されますが、パレートの法則が当てはまらず、売上げ数の少ない商品の合計(これがロングテールと例えられる)が売上高の大きな部分を占める(本当にアマゾンに当てはまっているという数字は見たこと無いですけど・・・)事を指します。この背景には、アマゾンはネット上での書店であり、売場面積に制約の強いリアル店舗と比較した場合、商品としての書籍の品揃えが圧倒的に多い、という事実があります。
で、グーグルの話ですが、グーグルはご存知の通り、世界中のウェブサイトを巡回して、そのコンテンツ内容をいわゆるインデックスとして蓄えています。利用者が検索エンジンを利用した際にそのインデックスから、グーグル特有のアルゴリズム(割愛)を用いて、結果を表示します。ここでのインデックスの量が半端ではないのですね。つまり、前述のアマゾンの例で説明した「ロングテール現象」が当てはまる要素を持っています。いわゆるロングテールの部分でビジネスが十分に成り立つ可能性があるわけです。
そこから出てくるのが、本書のロングテール以外の部分で触れられている事(割愛)であり、それらはロングテールから導き出される「現象」である、と本書を読んで感じました。
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