November 20, 2005

サイワールド日本語版開始へ




 サイワールドがついに日本へ上陸します。韓国では若い人たちを中心にして流行っているいわゆる「サイバーワールド」コミュニティです。去年の秋には加入者が1000万人を超えると言われていました。ちなみに韓国の人口が4,700万人程度だから、このコミュニティのシェアはかなり大きいものだという事ができます。

 元々韓国はインターネットとそのサイバー空間のコミュニティが日本よりもずっと早く定着していると思います。事実、eコマースでネットでの物品購入の定着も早かったですし、ネット対戦型のゲームなども日本に比べて非常に流行っています。

 その背景として、政府の政策はあるような気がします。事実、全国民が国民番号を持っていて、実際にそのIDをサイワールドに加入する際に利用します。そのため、このサイワールドの加入者1,000万人も、一人がいくつかのIDを所持することは不可能なため、実際の国民に対する加入率というのも、リアルな数字、つまり4人に1人はサイワールドに加入していることになります。

 そのサイワールドの要素はある意味でのブログ、ある意味でのホームページ、ある意味でのSNS、というところを取り込んでいます。実際にスペースを持つのは会員になれば持てるのですが、そのスキン(背景とか全体のデザインのテースト)、キャラクター、アバター、BGMなどはすべてポイントによる購入になっています。そのポイントの単価は韓国語の「どんぐり」です。(実際に日本版を見た時に「どんぐり」と訳されていたのはびっくりしました。)そのアイテムはライセンス制になっていて、ある一定の期間の利用しか出来ないものがあります。その期間を過ぎた場合には無効になり、あらためて買う必要があります。また期間限定のアイテムがあったり、そのアイテムは友達にあげることも可能です。めずらしいアイテムはネットオークションで高価な値段で売買されているケースもあるようです。月に数千円使うケースはあまりめずらしくないそうです。

 日本のサイワールドのサイトは、すでにベータバージョンとして立ち上がってきております。韓国では、国民IDを通じることによって、そのユーザに対する行動の規制がある程度かかっています。つまり、何かした場合に本人の特定が可能なわけです。その背景もあり、比較的本名で公開している人が多いと聞いています。日本にはそういった仕組みが無いわけですが、そのハンデキャップを背負って日本でも成功することができるのでしょうか?

 今後の展開が楽しみです。






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