October 8, 2005
オタク市場
「オタク」と言えば、実はこれ日本語だけではなくて、英語でもそのまま「otaku」なんですね。ただちょっと意味が違うのが、
an avid collector or enthusiast, esp. one who is obsessed anime, video games, or computer and rarely leaves home
なんです。つまり「家にこもりがち」ってのもオタクの定義に入ってしまっているのですね。
さて、そのオタクについてですが、野村総研が以前から研究をしているのは知っていましたが、今回は新しいオタクマーケットのフレームを提案しました。これがまた面白いのです。
まずはオタクの定義。 「可処分所得・時間のほとんどを特定の趣味に費やし、趣味に関連した創造活動を好むなど特有の心理を持つ人」と明確に定義しています。
給料のほとんどを特定の趣味に使ってしまうのか・・・。「えっ」こんな人たくさんいるよ・・。と思ったのですが、「創造活動」もしなくてはならないのですね。まだ少しあいまいな点がありますが、同時に、マーケティング指標の3C(?)も打ち出しています。
ここで、なるほど・・。と思ったのが、「自分なりの工夫」。ここがオタク定義のポイントなのです。しかしこのフレームワーク。集めて、萌えて、披露する。という人間の欲求(?)を満たすべくスパイラルになっているんです。披露したら、満足するのでまた集めるフェーズや萌えるフェーズに戻っていくのです。
同時にオタクはある時には、その市場自身の開拓者もしくはアーリーアダプターになって、一般市場への牽引を果たすことがあります。記事にもHDDビデオが出ていましたが、これはおいら、前から思っていました。つまり、パソコンオタクが、パソコンにテレビチューナーを搭載してテレビ放送をパソコンに録画するという。これ自身、別にビデオで見ればよかったのです。しかし、パソコンに取り込んで編集できるなどの点で「集めて」「萌えた」んでしょうね。そのために巨大なHDDを求めて・・・。
これが一般大衆に出たのは、操作が簡単だった点と、気楽に録画して消せる点。つまり企業側がオタクが形成したアーリーマーケットに味付けをしてきたわけです。そのためオタクが満足していたいくつかの機能が違う形へと変換されています。
新製品の金のたまごはオタク市場にある?知るためには、自分自身がオタクになる事が必要条件でしょうね。。。。。
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